あなたは車庫入れ前向き派? 後ろ向き派?【動画】

クルマを運転している以上、避けることができないのが車庫入れですね。周囲の壁などの障害物や、隣のクルマ、他の人や車の流れを気にしながら、ハンドルを切ってバックをするのって、結構神経使うものです。

ところで、車庫入れって後ろ向きで入れる方法と前向きで入れる方法の2種類がありますよね。日本では後ろ向きで入れる人が圧倒的に多い気がするのですが、どうしてなのか聞いてみました。

後ろ向き派
「教習所でそう習ったから」(50代男性、会社員)
たしかに、自分も教習所では後ろ向きで入れる車庫入れしか教わった記憶がありませんね。今でもそうなのか確認してませんが、これはいわゆる「刷り込み」と同じなんでしょうか?

「車庫から出る時に楽だから」(30代主婦)
特に車庫から交通量の多い道路に出る時、前から出る方が周囲に気を配りやすいのだそうです。

「運転が上手く感じるから」(20代男性、会社員)
はいっ! 自分が免許取り立ての時は本当にそう思っていました。彼女とか乗せていて運転が上手いって思わせたかったりと、いやはやあの頃は若かった。

「愛車のフロントマスクを見せたいから」(20代男性、専門学校生)
はいっ!! これも経験あります。

では、後ろ向き派が前向きを敬遠する理由を聞いてみました。すると
「前入れだと車庫からバックして出る時にノーズを擦りそうだから」(20代OL)
なるほど。これもわかる気がします。左右が狭い駐車場をバックで出る時は、後ろを見ながらノーズも気にするというのは疲れますね。でも駐車場に入れる時はノーズを擦るなんて思わないのに、出る時は擦りそうに感じるのってなんでなのでしょうね?

ちなみに後ろ向き派の車庫入れの仕方は大きく2種類あって、ひとつは教習所の様に90度曲がりながらバックする方法。もうひとつは車庫と反対方向にノーズを振って斜めにしてからバックする方法があるようです。自分の場合、交通量が少なくて道路(通路)の余地が大きい場合は斜め入れします。

では前向き派の理由はどんなものでしょう?
「運転で疲れている時は、神経を使わない前向きの方が気が楽」(30代男性、会社員)
たしかに、運転して最後の最後にバックで車庫入れをするのは神経を使うかもしれませんね。一番神経を使うポイントをドライブする最初に済ませてしまおう作戦ですね。

「家に向けて排気ガスを出したくない」(40代男性、会社員)
車庫の後ろが自分の家のドライバーの中にはそう思っている人も多いみたいです。あと公共の駐車場でも民家に面している場所は前向き駐車を促しているところが増えましたね。

「リヤゲートを開けて荷物の出し入れがしやすい」(40代主婦)
ミニバンやハッチバック車のオーナーに多い意見でした。自宅と駐車場の距離が短いとゲートを開ける余地がない場合も多く、最近は自転車など大きな荷物を積む人たちも多いですしね。自分が自宅駐車場に前向きで入れる理由のひとつもこれです。

「駐車場に面している道路の交通量が多いので、駐車する時に交通の流れの妨げになりたくない」(30代主婦)
自分が前入れする理由のもうひとつもこれ。周囲のクルマの流れを止めて車庫入れって気が引けちゃう小心者なんです、自分。結局車庫から出す時に流れを遮断することになっちゃうのですが、おそるおそるバックで出しているとみんなスムーズに止まってくれるので助かります。

そんなこんなで、自分も状況に合わせて前入れ、後ろ入れを使い分けているのですが、実は欧米は前入れの方が多いみたいです。アメリカはスペースが広いので、前から駐車場に入れて、前進して出るようなところもあります。最近日本のサービスエリアにもこの形態のところが出てきましたが、やっぱり普及はしていませんね。

ヨーロッパは本当に前向けの人が多いのですが、理由はよくわかりません。でも、クルマから降りる時の時間を短縮したいのかなって気がします。

というわけでしたが、あなたは車庫入れどっち派ですか?

なお、いくら運転に自信があったとしてもこんな車庫入れは危ないからやめましょう。

(ぬまっち)

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛)

ぬまっち(松沼 猛) 近影
1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。