充電設備がないのにプリウスPHVの試乗キャンペーンに当選しました!【プリウスPHVで1000キロ走行・その1】

実は先月、幸運にも「トヨタ プリウスPHVの10日間モニター試乗キャンペーン」に当選しました。超ラッキーな機会だからと家族を乗せて走り回り、あちこちで充電しまくって、トータルで約1000キロ走行してきました。そこで自分なりに密着してわかった「トヨタ プリウスPHV」について、何回かに分けて紹介したいと思います。

それにつけても、まさか選ばれるとは思っていませんでした。なんとなれば、申し込み時の質問の中で、当選条件に重要な2つの点が「NG」だったからです。

ひとつ目は「自宅の充電設備」。自分は小規模マンション住まいですから、充電設備など夢のまた夢。もちろん正直に「設備なし」で回答しました。近所の市役所の有料駐車場で充電サービスをやっていることを知っていたので、万が一当選したら「そこを使おうかな~」とは思っていましたが・・・。

ふたつ目は「スマートフォン」。プリウスPHVには通信機能が備わっていて、スマホのアプリでいろいろなやり取りができるのですね。でも中年オヤジにとってスマホの操作(特にメールが全然打てません)は難しく、申込み時点ではガラケー専門でした。当然回答も「持ってない」だったのです。

こんな重要な点を両方とも「NG」で申し込んだのに、よくぞ選んで下さいました。感謝感謝でございます。

さてさてプリウスPHVの特徴は、モニター車両の派手なボディ側面のシール・・・ではなくて、ハイブリッドのHV走行だけでなく、電気自動車としてEV走行ができること。そしてEV走行用の電力は、外部の200V電源から充電できる「プラグイン」方式を採用しています。

最も気になる燃費は、標準プリウスのカタログ燃費(JC08モード)「30.4~32.6km/l」に対して、プリウスPHVのPHV燃費は「57.2~60.2km/l」ですから、2倍近い差があるのですね。このあたり、本当のところどうなのかしっかり見ていきたいと思います。

またプリウスPHVの重量は、最軽量グレード比で100Kg、Sグレード比でも60キロ程重くなっていますから、走りの影響についてもチェックしていきたいと思います。

ちなみに、世の中不思議な巡り合わせがあるものです。

実はスマホは、当選連絡の前週に「ガラケーとの2台持ち割引キャンペーン」をやっていたため、ちょうど購入したばかりでした。また当選連絡の翌週には、10年振りに仕事でレンタカーを運転する予定が入っていたため、急遽標準プリウスを指名借りして事前に240キロの予習ドライブを行うができたのです。

こうしてまるで導かれるような運命を感じつつ、「トヨタプリウスPHV」の試乗キャンペーンが始まりました。続きます。

■トヨタプリウスPHVの公式サイト/トップページ
http://toyota.jp/priusphv/index.html

(拓波幸としひろ)