発表日だけじゃない、セレナとミラージュに共通するパーツとは?

Mクラスミニバントップとなる15.2km/Lという省燃費のセレナS-HYBRIDと、ガソリンエンジン登録車としてナンバーワンの27.2km/Lという燃費性能を誇るミラージュ。どちらも2012年8月1日に発表されたわけですが、ほかにも共通点がありました。

それはタイヤ。

この燃費性能に優れた2台が履くのは、どちらもブリヂストンの「エコピア EP150」。これは、「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」を適用したコンパウンドの採用などで、転がり抵抗の低減を追求してることで知られる、いわゆるエコタイヤ。

かたや簡易ハイブリッド、もう一方は軽量化とダウンサイジングで燃費を追求する2台ですが、その両車が選ぶタイヤが同銘柄(サイズは異なります)というのは偶然ではありません。それだけエコピア EP150が標準装着タイヤとしての要求を満たしながら、燃費性能にも貢献するタイヤということなのでしょう。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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