Mクラスミニバントップとなる15.2km/Lという省燃費のセレナS-HYBRIDと、ガソリンエンジン登録車としてナンバーワンの27.2km/Lという燃費性能を誇るミラージュ。どちらも2012年8月1日に発表されたわけですが、ほかにも共通点がありました。
それはタイヤ。
この燃費性能に優れた2台が履くのは、どちらもブリヂストンの「エコピア EP150」。これは、「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」を適用したコンパウンドの採用などで、転がり抵抗の低減を追求してることで知られる、いわゆるエコタイヤ。
かたや簡易ハイブリッド、もう一方は軽量化とダウンサイジングで燃費を追求する2台ですが、その両車が選ぶタイヤが同銘柄(サイズは異なります)というのは偶然ではありません。それだけエコピア EP150が標準装着タイヤとしての要求を満たしながら、燃費性能にも貢献するタイヤということなのでしょう。
(山本晋也)