新型ミラージュ発表会には唐沢寿明さんと本仮屋ユイカさんも駆けつけました!

8月1日、東京・有楽町の国際フォーラムで三菱自動車、新型ミラージュの発表会が開かれました。

会場内にはミラージュの各タイプ、各カラーのクルマを展示。既報の通り、Eグレードが99.8万円、Mグレードが118.8万円、Gグレードが128.8万円となっています。

その他にメッキパーツやアルミホールなどを装着したドレスアップパッケージや、

エクステンションエアロパーツなどを装着したエアロパッケージ車も展示されていました。

ミラージュに搭載される1L3気筒エンジン、3A90型も展示されていました。

吸気側に可変バルブタイミング機構を備え、最高出力51W(69ps)/6,000rpm、最大トルク86N・m(8.8kgf・m)/5,000rpmを発揮、副変速機付CVTと組み合わされます。JC08モード燃費はEグレードで23.2km/L、M/Gグレードはアイドリングストップ装置やエネルギー回収システムによって、クラストップの27.2km/Lを達成しました。
また平成27年度燃費基準をEグレードは+10%達成で自動車取得税と自動車重量税が75%減税となり、M/Gグレードは+20%達成で両税金が免税となります。

ステージ上には2台のミラージュがヴェールに包まれていました。

発表会が始まると右側の1台だけがアンヴェール。

そして三菱自動車の益子社長が登壇して挨拶をして、低燃費で低価格なコンパクトカーミラージュをアピールしました。

社長の挨拶中に浦和レッズレディースの吉良知夏選手(左)安田有希選手(右)が登場して、もう1台をアンヴェール。実はこちらのクルマはホワイトボディだったのです。

益子社長はミラージュの衝突安全強化ボディRISEに高張力鋼板を多用して軽量化と衝突安全性を両立させたことをアピールすると共に、このボディを「アスリートボディ」と強調。そのアスリートイメージの演出のために浦和レッズレディースの2選手を起用したようです。
またミラージュのプラットホームを使用したセダンを来年発売することを発表。さらにプラグインHVやEVなどの展開も計画していることを語りました。

社長挨拶の後、ミラージュの商品説明が行なわれました。ミラージュの概要が説明されたあと、ターゲットユーザーを30代子育て中の女性、免許取り立ての若い男性、子育て終了後の老夫婦と設定してそれぞれの使用イメージを解説。

商品説明に引き続いて質疑応答となりました。

グローバルコンパクトカーとなるミラージュですが、その生産拠点となるタイ第3工場の生産能力を現在の年間12万台から20万台規模まで引き上げるための設備投資を計画し、アジア、日本、ヨーロッパ向けミラージュの生産を行なうことを明かし、また中国向けミラージュの現地生産にも意欲を見せました。北米に関してはカナダ市場からの強い要望があるそうなのですが、アメリカ市場での可能性を充分検証してから、決定したいとのこと。

質疑応答が終了したのち、ミラージュのCMのイメージキャラクターとなった唐沢寿明さんと本仮屋ユイカさんが登場。

CMでは三菱自動車ディーラーの熱血店長役に唐沢さん、本仮屋さんは営業スタッフ役として登場し、8月から放送するCMと9月から放送するCMが公開されました。そしてCMに出てくる「乗ってミラージュ!」のポーズの話になると、益子社長を呼んで「乗ってミラージュ」をやってもらうことに!

まずは本仮屋さんが益子社長に演技指導?

そして3人で「乗ってミラージュ!」ポーズをしていました。

唐沢さんと本仮屋さんのポーズはさすがですね。

最後は益子社長、唐沢さんと本仮屋さんとのフォトセッションタイム。

こうして新型ミラージュの発表会は終了しました。三菱自動車としては、ミラージュは久々の新型車であり、グローバルコンパクトカーとしての重要な位置づけを担うこともあって、発表会も気合いが入っていたようです。
なお新型ミラージュの発売は8月31日からですが、8月31日までに先行予約をすると5万2,500円分のディーラーオプションがプレゼントされるキャンペーンを実施していますが、7月までの予約は5,600台に達しているとのこと。強力なライバルがひしめくコンパクトカー市場ですが、ミラージュの健闘に期待したいところです。
(ぬまっち)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方は】 https://clicccar.com/2012/08/01/185498

 

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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