日産セレナS-HYBRID発売! 15.2km/Lで238万4550円〜

本日8月1日、日産からセレナS-HYBRIDが発売されました。

S-HYBRIDは「スマートシンプルハイブリッド」で、従来から搭載しているECOモーターのエネルギー回生発電量と出力を高めて補助動力として、さらに蓄電容量を高めるためサブバッテリーを追加したものです。ハなイブリッドがミニバンになかなか登場しにくい理由のひとつに、十分なバッテリーを搭載するにはスペースが必要となり、室内空間が狭くなってはミニバンとしての意義が薄れるためで、セレナS-HYBRIDはその点、必要バッテリー容量を最低限に絞って、サブバッテリーはエンジンルームに搭載されます。

結果、JC08モード燃費は15.2km/Lとなり、これはクラストップだそうです。

見た目にはハイブリッドとなっても大きな違いはありませんが、ヘッドライトレンズをブルートしたり、高輝度LEDリヤコンビランプ、クリアタイプのハイマウントストップランプなどで、わかる人にはわかるさりげなさもスマートシンプルなのかも知れませんね。メーター表示も当然専用のものになっています。

また、同時にセレナ全車で全席3点式シートベルトとした変更も行われました。

価格はセレナ全体ではハイブリッドでない216万3000円からで、ハイブリッドは238万4550円から、最量販グレードのハイウェイスターSハイブリッド259万8750円です。価格のアップもハイブリッドとしたと考えればかなり抑えられています。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
続きを見る
閉じる