ミニバン販売台数1位の日産セレナにハイブリッドが登場。238万4,550円〜。【新型セレナS-HYBRID】

2011年から2012年上半期にかけてミニバンの販売台数第1位を快走している日産セレナにS-HYBIRD(スマートシンプルハイブリッド)が発売されました。

S-HYBRIDシステムは大型化したECOモーターとサブバッテリーと含めたふたつのバッテリーで構成されていますが、システムはすべてエンジンルームで完結してるため、室内がまったく犠牲となっていないのが特徴です。そして減速時の運動エネルギーを利用して発電した電気をふたつのバッテリーに蓄え、その電力をアイドリングストップの延長に利用し、発進時にはECOモードによるアシストを行ないます。

JC08モード燃費は15.2km/Lとなりクラス最高燃費を実現し、2WD車では自動車取得税と自動車重量税は免税となります。また価格アップを極力抑えることで、S-HYBRIDの価格帯は238万4,550〜283万2,900円とし、中核販売グレードとなるハイウェイスターS-HYBRIDは実質に8,400円アップに留め、S-HYBRIDの比率を高める計画。

セレナS-HYBRIDO発売に併せて、セレナ全車で2列目、3列目シート中央席にELR3点式シートベルトを採用しています。日産は今後セレナの年間販売台数10万台を目指すとのこと。

S-HYBRIDの登場でセレナの盤石の体制はさらに強化されたようです。
(ぬまっち)

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ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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