すべて本には、ジャンル毎に販売中の車種を紹介した総括本があります。特に基本性能や使い勝手が詳しく掲載されていますから、自分のライフスタイルと重ね合わせてあれこれ思い巡らすのも楽しいですよね。
「最新ミニバンのすべて」の2012-2013年版が発売されたので、内容をインデックス的に紹介したいと思います。まずはLLクラス編です。
■特集「なぜアルヴェルはこんなに売れるのか」
~ライバルを圧倒する大ヒットミニバン 隠れた人気の秘密が今明らかになった!~
<販売最前線で集めた7つの人気の理由>
① 豪華な装備を考えると実はお得な「価格設定」
② 財布を握る「奥様」がOKを出しやすいクルマ
③ 最近の「VIP」はセダンじゃなくLLクラスミニバンを選ぶ
④ 「自転車」が積めるのは非常に大事なポイント
⑤ 法人向け販売に強い「トヨペット」店
⑥ 高額商品だけにディーラーの「ヤル気」が違う!
⑦ 「減税&補助金」効果もありハイブリッドモデルは人気
■LLクラス
①トヨタ・ヴェルファイアハイブリッド 【待望のハイブリッドモデル登場!】
~純ガソリン車に対して飛躍的な燃費向上を達成~
②トヨタ・ヴェルファイア 【憧れを抱かせるカリスマ的存在】
~背が高く大きいボディが高級車らしい迫力を演出~
③日産エルグランド 【上級サルーンもかくやの乗り心地】
~ライバルを上回る上質な走りと充実した装備が魅力~
④トヨタ・アルファード 【これぞミニバンのレクサス】
~マイナーチェンジによって装備の充実度がさらに向上~
⑤トヨタ・アルファードハイブリッド 【燃費、快適性、乗り心地に死角なし】
~スムーズかつ静粛性に富む上質な走り味も大きな美点~
⑥ホンダ・エリシオンプレステージ 【ロングツアラーにふさわしい資質】
~低重心による操安性と乗り心地重視の最適バランス~
昭和の時代は、セダンやハードトップのマークⅡ兄弟を中心にして、ハイソカーブームが巻き起こりました。エルグランドが先鞭をつけてアルヴェル(アルファード&ヴェルファイア)が磐石にした平成の高級ミニバンブームも、日本人の特徴的な高級志向にミートしていると感じる次第です。
(拓波幸としひろ)