激突! “痛車”ラリーマシン モントレー2012

今週末、群馬県渋川市を舞台に開催される、全日本ラリー選手権第5戦「モントレー2012 in 渋川」。

じつに9年ぶりの開催となるモントレーですが、なんとあの「キャロッセ」が一挙に3台ものマシンを“痛車”化して参戦するらしい、という情報をキャッチしました!

まずはJN-4(換算排気量3001cc以上)クラス、若手の牟田周平選手/星野元選手組GRBインプレッサ。

 
(写真提供:キャロッセ)

牟田選手はブルーとホワイト、2台のインプレッサをイベントごとに乗り分けているようですが、今回はどちらのインプレッサに施工されるんでしょうか。

JN-3(換算排気量1501~3000cc)は、以前から多くの痛車マシンが参戦していたクラス。 ここにキャロッセが投入するのは、ベテラン三好秀昌選手/保井隆宏選手組トヨタ86。


(写真提供:キャロッセ)

こちらは史上初の“痛車”競技仕様86になりますね。

さらに、今年度から痛車仕様となった明治慎太郎選手/木村祐介選手組サトリアネオ。

 
(写真提供:キャロッセ)

第3戦「がんばろう!福島MSCCラリー」で大クラッシュを演じた明治サトリアネオですが、これまでのデザインから変更があるのか否か。

さらに、キャロッセのカスタマーチームである「CUSCO Jr RALLY TEAM」からも1台がエントリー。 こちらはサトリアネオの擬人化キャラである「佐藤りあ」仕様の石川昌平選手/赤羽隆子選手組サトリアネオ。


(写真提供:キャロッセ) 

なんと、カスタマーチームも入れると都合4台ものキャロッセ痛競技車が、今回のモントレーに参戦するというのです。

そして彼らの前に立ちふさがるのは、「ターマックキング」との呼び声も高いメロンブックスラリーチャレンジの眞貝知志選手/漆戸あゆみ選手組インテグラ タイプR。


(写真提供:JRCA) 

JN-3クラスの優勝ド本命ともいわれる「メロン号」ですが、今回はコドライバーをレギュラーの田中直哉選手から漆戸選手にバトンタッチ。 コンビネーションの不安もささやかれるところですが、はたして本来の強烈なスピードを発揮できるのか。

注目の「モントレー2012 in 渋川」は7月28~29日、群馬県渋川市で開催されます。公道最強の痛車決戦、勝利の凱歌をあげるのは果たしてどのマシンなのか!?

 ■「モントレー2012」観戦情報
http://www.montre.jp/2012/spectators.html

(角須 穣)