アウディのスーパースポーツR8がマイナーチェンジ。全車にLEDヘッドライトを装備、また一部にはカーボンパーツを採用するなど、より現代的(未来的)になっています。
さらに、従来はシングルクラッチの6速「Rトロニック」だったオートマチックは、デュアルクラッチの3軸型トランスミッション、7速「Sトロニック」へと進化。V10モデルに標準装備、V8モデルにオプション設定されています。
そして、最上級グレードとして「R8 V10 プラス」が追加されたことも注目でしょう。
スタンダードで用意されている二種類のエンジン(V8・4.2リッター/V10・5.2リッター)に加えて、よりパワーアップしたV10エンジンを搭載しているのが「V10プラス」。その最高出力は404kW(550馬力)、最大トルクは540N.mとのこと。
スタンダードのV10でも386kW(525馬力)、530N.mとかなりの強心臓ですが、さすが”プラス”という名前を冠するだけあって、オーバー400kWとなっているのはインパクト大といえそうです。
「Sトロニック」の採用により、さらに切れ目ないシフトチェンジが味わえるようになった、ニューR8。その走りに、世界の富裕層は期待を高めているのでしょうか。
(山本晋也)