英国フォードの工場でエンジン生産通算4000万基を達成

イギリス・エセックス州 ブレントウッドにあるフォードの工場において、エンジンの生産台数が通算4000万基を超え、そのお祝いがあったと発表がありました。

4000万基といえば、一日あたり2000基の製造を休まず続けても50年以上かかる台数ですが、それもそのはず、この工場が創業したのは1931年といいます。

創業当時に生産していたのは、AA型と呼ばれるトラックだったということですが、現在の同工場は商用車向けのディーゼルエンジンを主に製造しているとのこと。また、フォード以外のメーカー(ジャガー、ランドローバー、マツダ、プジョー&シトロエン、ボルボ)にもエンジンを供給しているということです。

ちなみに、現在の生産能力は2500基/日ということで、一年間に約60万基のエンジンが世界中に供給されているといいます。このペースでいくと、5000万基達成のお祝いは16年後になりそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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