イギリス・エセックス州 ブレントウッドにあるフォードの工場において、エンジンの生産台数が通算4000万基を超え、そのお祝いがあったと発表がありました。
4000万基といえば、一日あたり2000基の製造を休まず続けても50年以上かかる台数ですが、それもそのはず、この工場が創業したのは1931年といいます。
創業当時に生産していたのは、AA型と呼ばれるトラックだったということですが、現在の同工場は商用車向けのディーゼルエンジンを主に製造しているとのこと。また、フォード以外のメーカー(ジャガー、ランドローバー、マツダ、プジョー&シトロエン、ボルボ)にもエンジンを供給しているということです。
ちなみに、現在の生産能力は2500基/日ということで、一年間に約60万基のエンジンが世界中に供給されているといいます。このペースでいくと、5000万基達成のお祝いは16年後になりそうです。
(山本晋也)