ベースとなるインプレッサのフルモデルチェンジ後も、以前のまま熟成を重ねているホットモデル「インプレッサWRX STI」がマイナーチェンジを受けました。
マイナーチェンジの目玉は新デザインの18インチアルミホイール。目立たない部分ですが、1本あたり220gの軽量化を果たしたというのは、走りに対するアドバンテージとしては見逃せない部分といえそうです。
さらに2.5リッター・ターボエンジンと5速ステップATというパワートレインを搭載する”オトナのSTI”といえる『A-Line』に『タイプSパッケージ』という新グレードを追加しています。「エス・パッケージ」といえばレガシィでも定番となっているスポーティなグレードですが、スポーツ寄りのA-Lineという位置づけでしょう。
●A-Line タイプSパッケージの主な専用装備
専用バケットタイプフロントシート(アルカンターラ/本革・赤ステッチ)
フロアコンソールリッド&ドアアームレスト(アルカンターラ)
BBS製18インチ鍛造ホイール
大型リヤスポイラー(4ドア)
RECARO製バケットタイプフロントシート(メーカーオプション)
brembo製17インチフロント対向4ポット&リヤ対向2ポットベンチレーテッドディスクブレーキ(メーカーオプション)
新世代ボクサーエンジンにシフトしつつある今、二十年以上も熟成されてきたEJ型エンジンの魅力を味わえるモデルとして、注目のマイナーチェンジといえそうです。
メーカー希望小売価格は、4ドアが3,738,000円(2.0リッターWRX STI)、3,150,000円(2.5リッター A-Line)、3,465,000円(2.5リッター A-Line Sパッケージ)。5ドアは3,685,500円(2.0リッターWRX STI)、3,150,000円(2.5リッター A-Line)、3,412,500円(2.5リッター A-Line Sパッケージ)となっています。
(山本晋也)