乗用車だろうがタクシーだろうがトラックだろうが、「カーナビの類い」は当たり前の装備になったといえるでしょう。
でも、憧れじゃなくなると高いお金を払わずに手に入れたくなるってのも人間の性のようです。PNDでいいやという層が少なからずいるわけで、かなり売れてます。
本格カーナビ屋さんは機能や精度に磨きをかけて対応してきたんでしょうが、今度はスマホもライバルとなってきました。
けれど、手のひらサイズのスマホではやっぱり画面サイズが小さくて、どうにも車内では見づらいのが現状でした。
が、この夏発売予定のdocomo Optimus Vu L-06Dに触れる機会があったんですが、それも克服されちゃうかも、と感じました。
画面サイズは4:3の5インチ。一般的なスマホは16:9が多いように思いますが、地図画面を見るんだったらやっぱり正方形に近いほうが周辺も見えていいような気がします。
これくらいのサイズになると、おそらくダッシュボードに載せた時に身を乗り出して顔を画面に近づけなくても十分見えそうです。
ナビとして使ってはないんですが、その他のアプリ、インターネットの表示速度などから想像するに、処理速度性能は十分だと思います。
docomoのスマホなのでdocomo ドライブネットアプリをインストールすれば、常に最新マップのカロッツェリアナビになるわけですしね。
ノートブックアプリではメモ帳のように手書きで入力したり、それをTEXTとして貼付けたり、写真や動画も挿入できて、そちらもJPEG化できます。
その他の機能でも、付属のペンでどの画面、アプリを立ち上げていても画面上に手書きができて、それをすぐにJPEGで保存できるのも便利です。例えば、地図上に「↓ココだよ」などと表現して添付ファイルでサッと送ったりできるんです。
防水、ワンセグ、赤外線、お財布ケータイなど、日本のスマホの必要条件みたいに言われてる機能はすべて入ってて、NOTTVやXiなど最新機能にも対応してるので安心です。
さらに、詳細は決まってないそうですが、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボした1万5000台限定のモデルもリリースされるとか。
大人が使いこなしたくなるようなスマホ、docomo Optimus Vu L-06Dは7月末〜8月上旬頃発売の予定だそうです。
(小林和久)