「東京おもちゃショー2012」には、カマッテを出品したトヨタの他に日産自動車もブースを構えていました。
日産ははおもちゃではなくスカイラインスーパーシルエットという本物のレーシングカーを展示していました。
この車はスーパーシルエットシリーズというレースに1982〜1983年にかけて参戦したレーシングカーで、通算7勝をマークしています。
スカイラインスーパーシルエットはDR30形スカイラインRSのフォルムを持ちながら、パイプフレームと巨大なエアロで武装し、エンジンは570psを発揮するLZ20Bを搭載するなど、まさしくモンスターマシンでした。
ところでなぜスカイラインスーパーシルエットが東京おもちゃショーに展示されているのでしょう? 実は今年はスカイライン生誕55周年ということなのですが、日産のモータースポーツ活動で長い間パートナー関係にあったトミカのスポンサードを受けていたスカイラインスーパーシルエットが展示対象になったのではないかと思われます。
スカイラインスーパーシルエットの傍らには、歴代スカイラインのミニカーが展示して、スカイラインの歴史を再現していました。
このスカイラインスーパーシルエットは、動態保存されていてNISMOフェスティバルなどのイベントで走る姿を見ることができますが、普段はなかなかお目にかかることができないだけに、こういった機会にじっくり観察するのもいいかもしれません。
なおモニターでは歴代スカイラインのCMも流していますので、こちらも必見です。
東京おもちゃショー2012の公式サイトはこちら。
(ぬまっち)
【写真をご覧になれない方はこちらへ】 https://clicccar.com/2012/06/14/165850