43年前のレーシングカー、日産R381を超接写!

4月29日、ツインリンクもてぎで行われたスーパー耐久第2戦でのピットウォークの最中に、なんと日産の往年のレーシングカーR381がデモ走行をしました。

このR381は1968年に行われた日本グランプリで北野元選手のドライブにより優勝を果たした車両です。

黎明期のレーシングカーですから様々な特徴がありますが、その中でも特筆はこの可動式のリアスポイラー。開発者の桜井眞一郎が考案したものでエアロスタビライザーと命名されています。

そしてエンジンはシボレー製5.5LのV8。日産製の12気筒が間に合わなかったので急遽シボレー製を導入したという逸話が残されています。

このR381のデモ走行、ドライブしたのは長谷見昌弘さん。R92CPとともに2台もドライブするという大サービスでした。

■NISSAN HERITAGE COLLECTION R381
http://nissan-heritage-collection.com/DETAIL/index.php?id=47 

(北森涼介)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=159898

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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