4月29日、ツインリンクもてぎで行われたスーパー耐久第2戦でのピットウォークの最中に、なんと日産の往年のレーシングカーR381がデモ走行をしました。
このR381は1968年に行われた日本グランプリで北野元選手のドライブにより優勝を果たした車両です。
黎明期のレーシングカーですから様々な特徴がありますが、その中でも特筆はこの可動式のリアスポイラー。開発者の桜井眞一郎が考案したものでエアロスタビライザーと命名されています。
そしてエンジンはシボレー製5.5LのV8。日産製の12気筒が間に合わなかったので急遽シボレー製を導入したという逸話が残されています。
このR381のデモ走行、ドライブしたのは長谷見昌弘さん。R92CPとともに2台もドライブするという大サービスでした。
■NISSAN HERITAGE COLLECTION R381
http://nissan-heritage-collection.com/DETAIL/index.php?id=47
(北森涼介)
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