武井 正行 
近頃カーナビの世界ではハイパフォーマンスのモデルが注目を集めていますが、ポータブルナビだって負けてはいません。パナソニックからポータブルナビの代名詞とも言える「ゴリラ」の最新モデル「CN-SP507VL」が6月中旬に発売予定です。価格はオープン価格。
先ごろ開通した「新東名高速道路」の道路情報を収録した最新地図データを搭載しています。コンパクトナビとはいえ、基本性能がしっかりしているのが「ゴリラ」の特徴。GPS電波を受信しにくい高架下やトンネルでも、自車位置を高精度に測位するGジャイロを搭載しています。さらにGPS受信時も自車位置を0.2秒毎に測位して表示するので、なめらかな自車位置移動を実現。案内表示もわかりやすく、自分好みのデザインにカスタマイズも可能です。
注目はエコドライブをサポートしてくれる機能。GPS情報やジャイロ情報をもとに「急加減速」や「アイドリング時間」をナビがチェックします。CO2の排出が多くなるような運転をすると、警告メッセージ表示と音声によるお知らせを行います。自然とエコな運転がゲーム感覚で身に付いちゃいます。
ワンセグ搭載でSDカードにTV番組の録画も可能。また、パナソニックのビエラやディーガで録画しておいた番組や録りためたSDビデオをSDカード経由で楽しむ事も出来ます。
高性能ナビも魅力的ですが、車に載せたり、外へ持ち出したり、他の車に載せ換えたりと、カジュアルに楽しめるコンパクトナビも十分魅力的。今後もしばらくはカーナビの2極化が続きそうですね。
■ゴリラ SSDポータブルカーナビゲーション CN-SP507VL （パナソニック）
http://panasonic.jp/car/navi/products/SP507/
（武井 正行）
