ダイムラーは、同グループのブランドである「セトラ」が新しいバス「コンフォートクラス500」を2012年秋に発売開始すると発表しました。
日本でいう観光バスとして開発された「コンフォートクラス500」の、ひとめでわかる特徴はラウンドしたフロントウインドウということです。また、よくみるとサイドパネルもフラットではなく湾曲しているとのこと。
こうしたボディは空力性能を高めるため。風洞実験により生まれた機能的なカタチということで、その空気抵抗係数は0.33になったといいます。
エンジンは10.7リッター6気筒ディーゼル、最高出力は315kW(428馬力)/1800rpmとパワフルですが、もちろん2014年から施行されるユーロⅥ排ガス規制をクリアしているということ。
また2015年から観光バスに適用されるドライバー·アシスタンス·システムや、さらに厳しいロールオーバー(横転)基準を満たすなど安全性能でも先取りした最新バスということです。
(山本晋也)