iPhoneユーザーなら特に注目のクラウド型ナビが登場

クラリオンの2012年夏モデルとしてリリースされた「NX712」と「NX612」、見た目は2DINのAV一体ナビですが、iPhoneとの連携を強化した意欲作です。

iPhoneなどスマホとの連携はいまや珍しくありませんが、クラリオンは次世代ナビの本流はクラウド型になると踏み、日立グループの強みを活かしてクラウド型ナビへ進化させようとしています。クラウドの特徴である「欲しいときに欲しい情報を得る」にまではまだ至っていませんが、まずはスマホ連携でそれを目指すというわけです。

「Smart Access」に対応するのがニューモデル最大のウリ。価格はオープンだが「NX712」が13万円前後、「NX612」が11万円前後の店頭予想価格

iPhone連携はまず以下のアプリが「NX712」で操作できるのが目玉で、5万局以上のインターネットラジオが楽しめる「TuneIn Radio」、最新ニュースが確認できる「News4Car」、天気予報の「Weather4Car」、Facebookの投稿をチェックできる「FB4car」。Twitterのタイムライン表示などに対応する「Twitter4car」が現時点での対応になります。もちろん、今後も対応アプリが増えるはずです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる