先日、トヨタ・プロボックス/サクシードの保安基準適合的マイナーチェンジをお伝えしましたが、そのライバルといえる日産のAD/ADエキスパートも、2012年7月以降の生産車に適用される安全法規に対応したマイナーチェンジを行ないました。
その内容は、一部グレードで前席ハイバックシートのヘッドレスト上端を延長したことと、全グレードで後席中央シートベルトのタング形状変更ということです。
全モデルで4速ATを採用しているAD/ADエキスパートですから、これを機会にそのあたりの改良も期待されましたが、まずは法規対応のみ、となったようです。ハードウェアの大幅な変更は耐久性や価格に直結するので、商用車としては難しい判断なのでしょう。
インテリアでは、AD/ADエキスパートの特徴的な装備といえる「ホワイトボード付きインストアッパーボックス」が健在というのに、ひと安心というファンも少なくないのでは?
■AD/ADエキスパート Webカタログ(日産自動車)
http://www2.nissan.co.jp/AD/index.html
(山本晋也)
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