新型ステップワゴン巻き返しなるか?!永遠のライバル、日産セレナと比較してみた。


マイナーチェンジでステップワゴンがより魅力的になり、ライバルの強敵セレナを打ち負かすことは出来るでしょうか?

2台の比較はあらゆるメディアで見受けることが出来ますが、あくまでスペック上の数値、口コミサイト等に掲載されている物でマイナーチェンジ前のモデルとセレナを比較検討したユーザーの声等を比較してみました。

ステップワゴンとセレナで悩まれているユーザーの方の多くに、ステップワゴンの価格に惹かれるが、アイドリングストップが無い、燃費が悪い、といった意見が多く、この点は今回のマイナーチェンジで解消されたと言えます。

他ではサードシートの格納などでは断然ステップワゴンが優勢のようです。

また死角をカバーするサイドビューサポートミラーは大変便利な装備ですが、シートの着座位置や体型によっては良好な視界を確保できない事があるようです。

内装の質感はセレナが一歩リード、シートアレンジもセレナに軍配が上がりますが、静粛性や室内空間の広さではステップワゴンがリードしています。

面白い所では、ステップワゴンをディーラーに見に行ったらフリードを買ってしまったなどと言う意見もありました。

燃費面、特にアイドリングストップ機構ではセレナに大きく差をつけられていたステップワゴンですが、今回のマイナーチェンジで差は無くなり、後は用途と好みでの比較となるでしょう。

内装の質感やシートアレンジならセレナ。サードシートを格納して使う方や静粛性を重視する方、広さ第一の方は間違いなくステップワゴンでしょう。

また、最小回転半径の小さいステップワゴンは小回りが利くので、普段買い物等に主婦の方が使う場合でもセレナより取り回しがラクと言う意見もありました。

他にはセレナに比べ低床なので、家族にお年寄りがいる家族の場合乗降がラクという事でステップワゴンにされる方もいました。

しかし、購入の段階で車種の選定をするのがご主人の場合が多く、ハイウェイスターやライダーと言ったエアロパーツをふんだんに使ったスポーティなモデルを多くラインアップするセレナエクステリアで決める方も多いようです。

今回のマイナーチェンジで両者の対決は益々加熱しそうです。

※写真のステップワゴンはマイナーチェンジ前のモデルです。

(井元 貴幸)