【新車】50周年を迎えるジャガー「XJ」の2019年モデルの受注を開始。2台の特別仕様車も設定

ジャガーの最上級サルーンである「XJ」。1968年に登場し、現行型で8代目を数えます。英国王室をはじめ、ビジネスリーダーやセレブに愛用されている同ブランドを代表するモデル。2018年で50周年を迎えるのを記念して、2018年9月21日から2019年モデルの受注を開始しました。

2019年モデルは、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)を標準化して安全性を高めると同時に、誕生50周年を記念した2019年モデル限定のグレード「XJ50」、20台限定の特別仕様車「XJ SPORT & LUXURY」を追加。

限定車の「XJ50」は、「XJ PREMIUM LUXURY」がベース。最上級グレードの「XJ AUTOBIOGRAPHY」と同形状のフロント/リヤバンパーを採用することで、スポーツ性とラグジュアリー性が強調されています。ボディカラーは「フジホワイト」「サントリーニブラック」「ロワールブルー」「ロッセロレッド」の4色。

内装には、18ウェイシート、ヒーター、クーラー、マッサージ機能が付いたダイヤモンドカットの「ソフトグレイン・レザーシート」やアノダイズ加工を施したギアシフトパドルやブライトメタルペダルなどを特別装備。さらに、リヤとサイドベント、センターアームレスト、イルミネーション付トレッドプレートに「XJ50」専用バッジが配されるなど、記念モデルらしい豪華な雰囲気が漂います。

一方の20台限定の特別仕様車「XJ SPORT & LUXURY」は、多様な装備を追加しながら車両価格を抑えることで、XJの魅力を広く訴求するのが狙い。

「XJ R-SPORT」がベースで、美しく流れるようなスタイリングを際立たせる「ファラロン・ブラック」のエクステリアと、明るく気品ある空間を演出するアイボリーを基調としたインテリアが採用されています。

機能ではレーンデパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告)、レーンキープ・アシスト、「ドライバー・コンディション・モニター」などが標準化され、安全機能を充実。リモートプレミアム、「InControl」アプリ、Wi-Fiホットスポットの機能が備わった「コネクトプロ」も搭載され、高い利便性が確保されています。

XJの価格帯は、11,490,000円〜20,690,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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