ショック! ミスモーターショー2012がいないそのワケとは?【バンコクモーターショー2012】

昨日26日の記事で、歴代ミスモーターショーをご紹介しました。

正直言って、どうして過去のミスたちが来ているのか、お手伝いかな、くらいに思ってましたが、本日27日のオープニングセレモニーにも彼女たちがアシスタントとして来ています。

どうして、ミスモーターショー2012がいないのか? そのワケは、ご存知の通り、昨年タイは大洪水の被害に見舞われました。

その影響で、学校関連なども含め、さまざまなプログラムの予定が狂ってしまいました。その影響で、通常はミスモーターショーのコンテストができなくなり、2012年のミスモーターショーは選ばれることが無かったそうです。

余談ですが、昨年のタイの洪水の様子を日本のメディアのいくつかが「こんな被害にあっても明るく暮らすタイの人々」という印象で伝えたニュースが記憶にありますが、あの報道に嫌悪感を覚えたタイの人たちが少なからずいたそうです。

「前向きで明るくていい国民性だ」と言いたい気持ちもわかりますが、全体的にそういう雰囲気ではなかっただろうは想像に難くありません。

ちょうど1年前、私がこちらタイで日本の震災の様子を見ていた時、やはり日本全体が壊滅的な印象を受けるな、と感じました。

特徴的な部分を伝えるのも報道でしょうけど、それが全体的だとは受け取ってはいけない、ということだと改めて思いました。

(小林和久)

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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