1月に開催されたデトロイトショーにコンセプトモデルが出展され、新型を開発中であることが明らかになったホンダNSX。
3年後に発表されるといわれる新型も気になりますが、いまだに根強い人気を誇るのがオリジナル(?)NSXです。
中古相場の平均もいまだ400万円台後半を維持してるほどマニアに人気のNSXですが、某オークションに出品されている同車に注目があつまっています。
そのクルマとは、平成5年9月に新車で購入したというNSX・4AT仕様。
走行距離は1万3000kmで事故歴ナシ、と一見、程度が極上のNSXに見えますが、注目を集めているのがその保管方法。
ごらんのように何故かNSXが鉄道模型のジオラマとして使われています。
出品者いわく
「購入後1年半くらいたって、5MTモデルに乗りたくなり、この車は永久保存車として、車庫ではなく、私の鉄道模型ルームに長期保存となりました。死ぬまで保存しているつもりでしたが、事情により現状のような保管ができなくなりましたので、売却することとしました。エアコンつきの室内保存ですから、日本中のNSXを探しても、これほど程度の良いものは、あまりないであろうと思っております」
とのこと。
マニアにとってエアコンつきの室内保管というのは外装のコンディション的に注目したいところでしょう。
しかし、気になるポイントも…
「永久保存車決定以来、エンジンをかけることなく、17年くらいが経過しております」「バッテリーは外しておりますが、充電はしておりません」「ガソリンは、半分くらい残っていたと思われますが、点検はしておりません。エンジンがかかるかどうかは、分かりません」
と、機関系についてここまで長い年月ほっとかれるとかなり不安です。
気になる方は、某Yオークションで「HONDA NSX 4AT 93年式 室内保存 程度極上品」をキーワードに検索してみてください。
【クリッカー編集部】
<追記2012/03/21>リンクは以下です。