ジュネーブモーターショーにおいて三菱自動車が次期アウトランダーを披露した。
ボディサイズは全長4655mm×全幅1800mm×全高1680mm。
ホイールベースは2670mm。
パワーソースは110kWの2.0リッターガソリンエンジン「4J11型」と同じく110kWの2.2リッタークリーンディーゼル「4N11型」。とくにディーゼルエンジンは14.9と低圧縮比トレンドに則ったものとなっているようだ。
そしてこの次期アウトランダーをベースに、三菱自動車らしいプラグインハイブリッド(PHV)の開発が進んでいることもアナウンスされた。
i-MiEVなど電気自動車で先行する三菱自動車らしく、電気駆動範囲の広いハイブリッドかつ駆動コントロールにも一工夫あるもの。
前後に駆動モーターを配置した4WDとなっている。
走行モードは、バッテリーに溜められた電気だけで走る「ピュア」、エンジンで発電してモーターで駆動する「シリーズ」、エンジンとモーターの出力をプラスして走る「パラレル」の3モードを持つ。
さらにランサーエボリューションなどでおなじみのコントロール技術である『S-AWC』も採用。とくにモーターというレスポンスにすぐれた駆動ソースを生かしたきめ細かく正確な制御を行なうという。
前後が完全に独立して駆動コントロールできるシステムだけに、どのような異次元の走りを感じさせてくれるのか、期待できる新システムだ。
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(山本晋也)