普段、運転していて真っ直ぐ走っている状態、よくありますよね。
けれど、真っ直ぐ走ると言っても、道は直線でも道路には凸凹があったり、傾いていたり(そもそも水はけのため傾いているのがフツウ)、わだちができていたり、風の影響を受けたり。そのたび、ドライバーはコマメにステアリングを見えないくらいちょっとだけ動かしてるんですよね、実は。
では、その微妙な動きをタイヤ側でなるべくサポートしてあげる発想がブリヂストンが提唱するタイヤの「“ラク”性能」なわけです。
BSではPlayz時代から“ラク”を実現する非対称形状を採用してきました。具体的にはIN側とOUT側のサイドウォールの剛性を変えています。イメージとしては外側でしっかり支えて、内側はしなやかにという感じでしょうか。
そして、このラク性能に更なる低燃費性能が加わったのがセダン・クーペ専用の「ECOPIA PZ-X」、軽・コンパクト専用の「ECOPIA PZ-XC」、ミニバン専用の「ECOPIA PRV」です。
どれくらい低燃費かというと、転がり抵抗で27〜37%ほど低減しているそうです。
そんなECOPIA PZ-Xが装着されたマークXに乗ってみました。
走り出した瞬間に感じたのはしっかり感です。クルマのレベルがワンランク上がったような、マークXがクラウンになったような気がします。
同じ条件でタイヤだけ替えた比較をしていないので厳密には言えませんが、試乗したのはお台場周辺でなんども通る道。ご存知の通り埋め立て地なので路面が凸凹している部分もあるんですが、確かに運転が楽な気がします。
ハンドルを切った時のクルマの曲がり始める反応も、早過ぎず、遅過ぎず、クルマのキャラクターにあっててちょうどいい感じです。
燃費については正直わかりませんが、転がり抵抗が減ったからといってグリップ力が低下したり、コーナリング性能に影響があるようなことはもちろん感じませんでした。
遠出するにも近所を運転するにも、運転がラクになるのに越したことはありません。せっかくタイヤを替えるなら省燃費でラクなタイヤを選んではいかがでしょうか。
(小林和久)
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