「サステイナブル“Zoom-Zoom”フォーラム2012」レポート

3月4日・5日に、神奈川県にあるマツダR&Dにて「サステイナブル“Zoom-Zoom” フォーラム2012」が開催されました。

これまでは「マツダ環境フォーラム」という名称で毎年この時期に行われていましたが、6回目となる2012年度は「環境」と「安全」をテーマにするということで、名称が 「サステイナブル“Zoom-Zoom”」に変更となりました。

フォーラムは1回あたりの定員が50人。これを午前中と午後の1日2回、2日間で合計4回。つまり、50人×4回=200人を定員として募集が行われました。
ところが、2月の中旬に行われたネットでの募集には、わずか1週間ほどで1300名を超える参加申請が殺到! そのため、参加者を決める抽選が行われるほどの人気の高さです。

参加者は8つのグループに分かれて、プログラムを消化してゆきます。

僕が参加したグループは、最初にエンジンやミッションなどの現物を前にしてエンジニアから直接にスカイアクティブ・テクノロジーの説明を受けました。
続いてスカイアクティブ・テクノロジーを採用したCX-5とアクセラの試乗。試乗コースは構内なので、それほど飛ばすことはできませんが新型車のハンドルを実際に握ることができる嬉しいメニューです。

試乗の後は、大画面プロジェクターのある部屋へ。ここで、マツダの環境や安全技術、さらに新型CX-5やコンセプトカー雄(TAKERI)のプレゼンテーションを受けます。大まじめで堅い話でしたが居眠りする人はおらず、参加者の熱心さが感じられます。

最後の約50分はフリートーク。各グループごとにマツダの社員を中心において試乗の感想や質問などが交わされます。
質問は技術的なものから将来のエンジン・ラインナップまで幅広いものが飛び出します。最後にエンジニアが集められた質問のいくつかについて全体の前で答えてくれます。

直、かなり突っ込んだ難しい技術の話が多いものでしたが、その分だけ参加者の満足度も高かったようです。より踏み込んだ話を期待するユーザーがたくさんいるってことでしょうね。

マツダの公式サイトはこちら>>>
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2012/201202/120210a.html

(鈴木ケンイチ)