TEAM DARUMA JAPANより、速報が入りました。初日のアクシデント後、サポート隊の宿泊先の通信環境が良くなく、レポートのみ届く状態でしたがようやく写真が届きました。
ヨーロッパも雪が多く、寒い日々が続いています。ドライバー、コドライバー、サポート、みんなで頑張っています。
2日目。トレノの方は順調にほぼ問題なく走りきりました。セリカはモナコをスタートし、板金屋で場所を借りて応急処置、ひとつだけチェックポイントを通過し、ヴァランスに到着しました。初日終了時にはセリカはリタイアかと思われましたが、なんとか走れるようになりました。セリカはスタビライザーを外し、ロアアームなどを補修しました。
3日目はトレノはルートを予定通り走りきり、セリカは一箇所だけZR区間を飛ばし、CH,CP,ZRの3つを走りました。タイムの遅れも大きくなく、無事に4日目を迎えられます。
4日目のヴァランス→モナコがスタートし、メカニックでないサポート部隊も給油やタイヤのスタッドボルトの緩みチェック、窓ふき、飲食料配給など基本的なサービスをメインに行いました。セリカはファンベルトが緩みから異音が発生し、スタート後、50分かけてファンベルトを交換しました。交換後、異音は解消し、無事に走りだしました。サービス時の気温はマイナス6度、毎日非常に寒い中でのサービスです。 そして夜7時半にモナコ→モナコの最後のナイトセッションがスタートしました。今回は走行距離も短いため、サービスなし。私たちサポートクルーもチュリニ峠で観戦しました!!! 気温はマイナス10度程。標高の高いところまで険しい雪道を登り、無事に2台がやって来るのを待ちわびわました。 22時すぎに2台が駆け抜けた時にはみんなで叫んで応援しました。無事に、2台ともSSをトラブルなく走り切りました。 その後、モナコのパルクフェルメに戻り、無事に2台がゴールしました。セリカとトレノ揃ってラリー・モンテカルロ・ヒストリックを完走することが出来ました!!!
5月から始まったプロジェクト、始まりからはとても長かったのに、本番の一週間は本当に一瞬でした。初日にセリカがクラッシュしたときはリタイアを想像し意気消沈しましたが、まさかあの状態から完走できるなんて、本当に嬉しい、その一言に尽きます。これまで支えてくださったたくさんの方々、スポンサーの皆さま、応援して下さった皆様がいらっしゃらなかったら私たちの完走はありえません。 感謝の気持ちでいっぱいです。プロジェクトのみんなで感動の瞬間を迎えることが出来て、本当に嬉しかったです。
…と、無事完走の一報が入りました。
全員無事に帰国できそうです…が、現地レポートでは競技の様子は殆ど判らない上に、現在一般的なラリーで使われるフォーマットとも(ZR…ってなんだろう(汗))違う様子ですので、メンバーが帰国したら競技の様子も確認したいと思います。
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(川崎BASE)