TEAM DARUMA JAPAN 現地研修中、F1ファクトリーに行きました。【ヒストリックモンテカルロラリー2012】

TEAM  DARUMA JAPANのメンバー、先発隊として出発したメンバーはヨーロッパ入りして早1週間が経過。メンバーは皆学生さんですから、社会科見学もオベンキョーです。整備スケジュールの合間にイロンナ所に勉強に出掛けた様です。

◆1月21日◆
WRCのモンテカルロラリーを観戦しに行きました。
レンタカーで山道を走っていくと、警察官に止められたので、そこからは歩いて峠越え・・・距離が長く、勾配がきつかったです。何度も挫けそうになりながら歩くこと2時間、ようやくレースが見れるところに到着!大勢の人が崖などから観戦をしていて、大きな歓声を上げて盛り上がっていました。本物のレースカー(ラリーカー)を間近に見ることができ、その迫力はすごかったです。地元の人はレースを見るだけでなく、バーベキューをしたり、キャンピングカーで泊まりがけで来ていたりと、とても楽しそうでした!日本もこの様にカーレースが一つのイベントとして定着するといいなぁと感じました。

◆1月22,23日◆
このプロジェクトの目的の1つに国際化教育があり、様々な国の人や文化に触れようということで、21日のモンテカルロラリー観戦後イギリスに移動し、22,23日の2日間かけ自動車博物館とF1チームの施設をそれぞれ2つずつ見てきました。22日はまず、自動車産業発祥の地であるコヴェントリーに行き、交通博物館を見学、その後、草加先生の教え子が働くフォースインディアF1チームのファクトリー訪問し、中を案内していただきました。一般人がなかなか見る機会がない施設ですので、見学中は皆かなり興奮していました。
そして、続く23日は午前中にメルセデスAMGペトロナスF1チームの施設見学を訪問。「F1では絶え間ないアップデート繰り返さないと勝てない」ということを案内人の方が、熱く語ってくれ、その目的を達成するための充実した施設を事細かに紹介してくれました。また、最後にはピットストップの練習風景も見せて頂けました。

この社会科見学は相当羨ましい!

午後からはHeritage Motor Centreという博物館の見学、ランドローバーの試乗体験を行なった後、ニースに戻りました。24日からは本番に向けて本格的な準備作業に入っていきますのでもう一度気持ちを切り替えて頑張っていきたいと思います。

◆1月25日◆
さて、いよいよ本日からセリカとトレノの整備が始まりました!整備はフランストヨタのニースでのディーラーであるEllipseさんにスペースを貸して頂き行いました。ディーラーの方とお互い第二言語である英語で何とかやり取りを終えた後、いざ整備!本日はオイル交換や車内の器具取付けといった軽い作業がメインでした。整備の途中で、ディーラーの方も僕たちの作業を観察していたりと、興味を持って下さったみたいです。モンテで完走すべく、明日以降の整備も頑張って行こうと思います。

山にくるとシュミレーションでキャブ調整をします

◆1月26日◆
中発隊で到着した自分も海外生活が1月20日から数えること7日目、メンバーも海外で安く食事を済ます方法がなんとなくわかってきました。フランスは日本に比べてスーパーの食料品が安いです。さすが農業大国、ワインも安い。冬でもほんわかな気候も含め、ニースは本当に住みやすそうです。町に駐車しているハッチバックのバンパーがことごとく凹んでいるあたりには住民のおおらかさが見て取れますwさて、本番に向け昨日もトレノとセリカの整備が進められました。作業内容はキャブのOH、インカム&ドライブレコーダーの取り付け、タイヤの組み付け、油脂類の交換等々。順調に進みつつも、まだまだ残っている作業は沢山ありそうです。ということで本日も二台の整備を進めます!

後発隊のメンバーも27日に日本を離れヨーロッパに入りました。いよいよ、29日には車検、そしていよいよ30日の現地夕刻、ラリーモンテカルロ・ヒストリックが開始します。

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(川崎BASE)