3シリーズが7年ぶりにフルモデルチェンジを受け、6代目にスイッチしました。先代になったE90は、09年のマイナーチェンジでドアノブの形状を変更し、全幅を1815mmから1800mmに15mmだけ削ったのはよく知られています。日本向けの処置でしたが、これでマンションなどのタワーパーキングに入庫可能となり、背中を押されたユーザーもいるはずです。
新型はまずセダンの「328i」から「328i Luxury」までのラインナップで、2.0Lの直4ツインパワーターボエンジンのみから導入になります。ツーリングや排気量の異なる「335i」などは順次日本に導入されるでしょう。ハイブリッドは今年の秋に上陸するようです。
3シリーズですから走りやスタイルも気になりますが、「駐車場に入るか」というのも買い替えを考えているユーザーにとっては関心事のはずで、ネックになる全幅はドアハンドルの形状を日本専用設計として1800mmに収まっています。
(塚田勝弘)