カートリッジ式電池を使う電動スクーターがこっそりデビュー【東京オートサロン2012】

東京オートサロンはカスタムカーの祭典ですが、今回のショーで、こっそりとお披露目されたEVスクーターがありました。AXA X’power(アパックスパワー)のビジネス用電ちゃりトランポシリーズの「Kangaloo(カンガルー)」です。

AXA X’power(アパックスパワー)は、これまでスクーター用「CVTユニット」などをリリースしてきた国内ブランドです。直流モーターとCVTを一体化したこのユニットを使えば、普通のスクーターをEVにコンバージョンも可能です。ユニットの価格はオープンとはいえ、だいたい16万円くらいとか。

そのCVTユニットを使ったオリジナルEVスクーターが「Kangaloo(カンガルー)」です。特徴は1個48V・28Ah(1.344kWh)のリチウムイオン電池を2つ搭載し、それぞれが取り外し可能となっていること。外せば自宅内の100Vコンセントで2時間ほどで充電可能。満充電で80~100kmを走れるというのです。ナンバーは原付バイクと同じ。

発売は2012年の夏を予定で、価格は30万円前後を目標にしているそうです。

詳しくはworks HAUNTのHPに。http://www.haunt.jp/

<鈴木ケンイチ>