東京オートサロンのトヨタブースに懐かしいクルマを発見! 60年代に彗星のように登場したトヨタ2000GTの姿が。 でも何やら派手なカラーリングが施されています。そう、何とこのクルマ、電気自動車なんです!
関東自動車工業㈱がトヨタ系ディーラーの所有していた車両を入手して一から大レストアしてEVに改造したのだとか。エンジンフードに設けられたソーラーパネルでバッテリーを充電、レース用なので後続距離は50kmと短めですが、最高スピードは200km/hと高性能。今後このクルマでEVレースに出場するそうです。
このクルマの開発を担当したのは関東自動車工業㈱ 技術部の宮崎 晋氏。 トヨタ自動車 第1車両技術部の斎藤尚彦氏らとチームを組んで約半年がかりで仕上げたそうです。
外観的には一見、ノーマル然としていますが中身はかなり手が入っているようです。まず、ミッションがEVでは異例のマニュアル仕様! そしてメーター機器類は全てEV仕様に改められています。
バックドアを開けるとそこにはサウンド・シミュレーターが搭載されており、走行時に車外・社内に擬似走行音を出せるそうです。ショー会場では色々なサウンドを出して観客にアピールしていました。確かにEVレースは音がほとんどしないのでこれはGood アイデア!
会場に行かれたら是非このトヨタ2000GTをご覧になってみては如何でしょうか。
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(Avanti Yasunori )
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