こんなのが見られる機会はない! ホンダブースに行け! 【東京オートサロン2012】

東京オートサロンのホンダブースには、机があって、パソコンが置いてあって、まるでオフィスを再現したような部屋があります。


おや、人が働いている??

しかも、手元の様子が後方のスクリーンに映されている。

実はココ、ホンダのデザインルームを再現した場所。デザイナーによる、デザインスケッチの実演が行われているのです。本当に、オートサロン会場でデザインスケッチを描いちゃっているんですよ。

「なんだか緊張しますね」といいながら、タイヤを最初に書いてそのクルマの特徴を強調していくなどスケッチを書くときのポイントを教えてくれるデザイナーはもちろん現役でホンダの中の人。こんな様子、めったに見られません。

 

そして隣では、

モデラーがクレイモデルを製作中。

「クレイ」と呼ばれる粘土で、スケッチを3次元に起こしていく作業です。

 

本来は部外者立ち入り禁止の場所でおこなわれる極秘作業なので、絶対に見ることができないこれらの様子。東京オートサロンに行ったら、絶対に見ておくべきです。ホンダブースですよ。

 

(工藤貴宏)

 

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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