【オフロード走行性能が進化】トヨタ・ランドクルーザーをマイナーチェンジ【外観はプチ変化】

いまや国内よりも海外のほうが知名度が高いのではと思われる「ランドクルーザー(200)」がマイナーチェンジをうけ2012年1月6日より販売されることが発表されました。

今回のマイナーチェンジでフロントバンパー&グリル、フォグランプなどが意匠変更され、プロジェクター式ヘッドランプとLEDポジショニングランプを新採用しています。

ちなみにこちらがマイナーチェンジ前。新型とはヘッドランプの違いが一番わかりやすい判別点なのではないでしょうか。

内装においては、内装・シート色に明るく、上品な新色シェルを含む全3色を設定し、インストルメントパネルなどに光沢のある木目調加飾を採用しています。

ただこちらはマイナーチェンジ前(写真)と比べても、違いを見分けるのは難しそうです。

内外装以外では走行性能向上に力を入れています。
具体的には、砂地・がれき・モーグル・岩石路など走行環境に応じて、スイッチ操作でトラクションやブレーキの制御を切り替え、オフロードの走破性を高める「マルチテレインセレクト」や、車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できる「マルチテレインモニター」を新たに採用しました。

「マルチテレインセレクト」とは、オフロード走行において、トラクションやブレーキを最適に制御して4WD性能をより高める最新のシステムです。モードセレクタースイッチで、5つのモード(ROCK/ROCK&DIRT/MOGUL/LOOSE ROCK/MUD&SAND)の中から(写真のマルチテレインセレクト画面参照)路面状況に適したものを選択すると、各モードに応じたブレーキ油圧制御に自動的に切り替わり、駆動力を4輪に最適に分配。とくに凹凸の激しいオフロードや滑りやすい路面での走破性を一段と向上させます。

車両本体価格は440万円から(5人乗り「GX」)で月販目標は300台となっています。

【クリッカー編集部】