「ロマンスカーで箱根へ」と云う小田急電鉄のコピーは関東圏にお住まいの方なら、一度は聞いた事が有るフレーズ。全く憧れない人はいないでしょう。ロマンスカーはちょっと特別なオトナな電車のイメージがあります。
…と云う訳で、今回は車は車でも、車輪は金属!「電車」を特集した本の紹介です。
先日、小田急小田原線・江の島線の電車に乗る機会がありました。北海道の方と一緒でしたが、その方が「この電車静かだねぇ」と漏らしました。私も当日朝から○○都市線と山○線に乗って、3本(社)目の電車でしたが云われてみると確かに静かな気が。その日、えのDんや、東○道線、○横線…散々電車を乗りまくりでしたが、小田急の電車は頭一つ抜けてた感じです。(あくまでも私達の体感ですよ)そんな小田急の電車、特にフラッグシップのロマンスカーは昔から新技術を積極的に取り入れ、スピードだけでなく乗り心地や制振性の追求に余念が無かった様です。例えばコーナーで速度を出しつつ、横転を防ぐ為の「(振り子式)車体傾斜装置」を日本で初めて走行させたり、過去にはJRからの依頼で車両を数回貸出しした事もあるそうです。上の写真、50000型VSEは車体下部と車輪をスカートで覆い、空力処理を非常に意識されている様子が判ります。騒音も少ないでしょうねぇ。
ロマンスカーにはいろんな形式の車両があるので、ロマンスカー専用の時刻表には車両型式が掲載されています。(MSEは“M”、VSEは“V”等)これでロマンスカーの展望車の有る無しも見分けられます。これを使って、いつかは「大切な人とロマンスカーの展望車」ですねぇ。
元ロマンスカーの運転士さんに「今の小田急を充分“以上”に紹介出来ている」と言わしめる、鉄道マニアもびっくりな小田急電鉄情報が凝縮した1冊「鉄道のテクノロジー Vol.12」が只今発売中です。いつものように掘り下げまくるマニアックな内容はイラストで判り易く解説されるだけでなく、他の鉄道誌より大判で写真も綺麗との評判。充実の内容で、全国の書店・小田急電鉄TRAINSやモデルズIMON等の鉄道ホビーショップで発売中です。ご興味をお持ちの方は是非ご一覧ください。
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(川崎BASE)