なんとハイブリッドも! 次期BMW 3シリーズの驚きの中味とは?

海外メディアによると、2012年春のデビューが噂される次期BMW3(F30)シリーズには何とハイブリッドモデルが存在するそうです。

5シリーズに設定された『アクティブハイブリッド5』と同様のシステムを搭載するようで、現行の直噴3.0L直列6気筒ターボエンジン(最大出力306ps、最大トルク40.8kgm)に、モーター(最大出力55ps、最大トルク21.4kgm)を組み合わせたシステムなのだとか。

他にも今年発表された、3.0L(NA)エンジン並みの性能を発揮する新世代の2.0L直列4気筒ターボエンジン(最大出力245ps、最大トルク35.7kgm)や3気筒エンジンの搭載も噂されているようです。

アイドリングストップ機構や最新の回生ブレーキ技術が採用されるようで、トランスミッションには高効率な8速ATが用意される模様。この「F30」モデルがポルシェ・カレラGTなどに混じって、ニュルブルクリンクをテスト走行する姿が動画で捉えられています。

発表が近いからか、既にマスキングもかなり軽装になっており、よく纏まったデザインである事が外観から伺えます。高速コーナーでもしなやかにネバるサスが印象的。エンジン音もなかなかのもの。

装備面では5シリーズ譲りのナイトビジョンやヘッドアップディスプレイ、レーンキープアシスト、パーキングアシスト、レーダー・クルーズコントロールなどが用意されているそうです。

一方で気になるM3モデル投入は2014年のようで、現行のV8ではなく、直6の3ターボで450ps級の性能を発揮するのだとか。これは凄いですね。このように次期3シリーズはエンジンのダウンサイジングによる軽量化で、『駆け抜ける喜び』がいっそう高まりそうです。

マスキングを取り払った姿のCG画像?を掲載した動画も既に存在しており、キープコンセプトながらもよく纏まったデザインはかなり期待できそうです。

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(Avanti Yasunori )

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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