谷口選手のとんでもない予選タイムにより決勝レースのポールポジションはREV SPEED。
ちなみに2ndポジションはオートスポーツ・レーシングオン連合。フロントローは三栄書房系列が独占!以下、3番手tipo、4番手ENGINEというグリッド配置となりました。
スタートはドライ。しかし台風の影響で天候は目まぐるしく変わります。快調に走っていたはずのREV SPEEDチームも・・・。
サンドにはまってレッカーのお世話になってしまいました。
コースアウトでサンドにはまってしまっても、ピットから再スタートすればレースは続行できるルール。しかし上位は絶望的。
天候は本当に目まぐるしく変わり、ヘビーウェット、ハーフウェト、ドライと分刻みで路面が変わります。おかげでコースアウト続出。セーフティーカーも何度も入ります。
しかし、そのセーフティーカーのおかげで、各チームのガソリンは余り気味。最終ピットインでドライバーチェンジをしたであろうラスト30分は完全にスプリント状態。ラストスパートをかける5位のENGINEチーム大井貴之選手が1分11秒台を続出。そこに最終ドライバー谷口選手の乗ったREV SPEEDチームが噛み付きます。
その谷口選手、なんと1分10秒999を出して大井選手を刺した!
順位は下でも一発は勝とうという姿勢が素晴らしい!
谷口選手に抜かれたものの、大井選手の順位は変わらず4位から5位を壮絶バトルで繰り返します。
抜きつ抜かれつの4位争いのうちに3位のホリデーオートにまで追いついたENGINEとCG。そしてドラマはダンロップの下で起こります。
周回遅れにもたついたホリデーオートの背後まで迫ったCGも近づきすぎてもたついた。その隙を縫って一気に2台を抜き去ったのはENGINEチーム大井貴之選手。3位に浮上。上位3台はそのまま順位が変わらずゴールを迎えました。
優勝はCarview
2位はモータートレンド
3位はENGINE
それにしても毎回毎回ラスト30分にドラマが集中するメディア対抗4時間レース。筑波まで見に行っても絶対に損はありません。
(北森涼介)