マツダが誇るスポーツカーといえば、今や絶版モデルとなってしまったRX-7ですね。国内レースの最高峰である『スーパーGT』にもつい最近まで参戦していたので、そのポテンシャルの高さは折り紙付きです。
そんなセブンを別物のスーパーカーのようにしてしまうのが、かの有名なRE雨宮。ロータリーエンジンのチューニングはもちろん、ボディや足まわりまでトータルでデザインしてしまう日本でも有数のチューナーです。
そのRE雨宮にて製作したRX-7のコンプリートカー。何しろクオリティが非常に高いです!
今回取材した個体も然り。FD3Sをベースにホワイトボディから製作。ですのでフレームまできれいにオレンジに塗装されてます。
また、フロントマスクは993ポルシェのヘッドライトを流用、リヤはC5コルベットのテールランプを流用するなどして、国産車らしからぬスーパーカー的な雰囲気を醸し出す重要な要素となっております。
内装はチューニングカーらしく、ロールケージや追加メーターが所狭しとマウントされているんですが、内張りには隙間なくベージュのカーペットが敷き詰められ、BRIDE製のフルバケットシートも本革仕様でキメておりますので、スポーツカーでありながら非常にゴージャスな雰囲気バリバリです!
そしてパワートレインは、13Bロータリーエンジン+APEXi AX75タービン+F-CON V-PROで450psを発揮。今どきのクルマと比較すると控えめな数値ではありますが、公道では持て余してしまうほどのパワー感です。もちろん、ロータリーらしく、モーターのようなレスポンシブルなフィーリングは健在です。
しかも車両製作から、わずか8000kmしか走行していないという、新車の香りすら残る個体です。
スーパーカー好きな私でも、フェラーリやポルシェにも負けない魅力的な1台でした。
気になる車両本体価格は6,600,000円(税別)。
詳しくはこちら。