ダイハツが気になるコンパクトカーをワールドプレミア!【ジャカルタモーターショー11】

インドネシアの「ジャカルタモーターショー2011」でダイハツが 『A-concept』 をワールドプレミアしました。

車両の設計から製造まで一貫してダイハツの日本人スタッフが支援、現地でインドネシア人と共同で車両開発が進められている模様。

燃費目標は先日同社が発表した「イース」同様の30㎞/Lで、お値段もリーズナブルな設定で計画されているようです。先日フルモデルチェンジされた「Myvi/Sirion」(パッソ/ブーン)がダイハツとマレーシアの合弁会社「プロドゥア」で生産されているようですが、この車もシリーズとしてインドネシアに建設中の新工場で生産されるのかもしれません。

ちなみにダイハツはインドネシアにおいてトヨタに次ぐシェアを誇るそうで、同社は重要な拠点に位置付けている模様。

ところで、この 『A-concept』のデザイン、Cピラー廻りの処理がKIAの「OPTIMA」似だったり、テールランプの輪郭がGolf Ⅴ似だったりしますが、全体としては新鮮なイメージで上手く纏め上げられていると思います。 流行のLEDランプもショー用に各所に多用。

思うにこの車、現地生産の旨みを活かして日本で新たな車型として格安で発売すればヒットしそうな気がしますが、ダイハツさん、その辺りどうなのでしょうか?

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/07/20/43946

(Avanti Yasunori )

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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