トヨタ・アルファード&ヴェルファイアといえば、一部では「ミニバン界のキング」と讃えられるほどの高い人気を誇る国内最上級ミニバンだが、実は今、販売店を訪れても買うことができません。その理由はズバリ、11月にマイナーチェンジを控えているから。内外装の変更やグレードの追加などが行なわれるのですが、同じタイミングで「ハイブリッド仕様」が加わるというから驚きです。
都内ディーラーにて情報を収集したところ、搭載されるハイブリッドシステムは、先代アルファードの「THS-C」ではなく、エスティマハイブリッドの「THSII」と同じもの。前輪だけでなく後輪もモーターで駆動する電気式4WDとなるのも同様です。
気になる燃費は19.0km/L(10・15モード燃費)。車重増のせいか、エスティマハイブリッドの20.0km/Lよりもわずかに劣るものの、2.4Lガソリンモデルの11.6km/Lからは飛躍的な向上を果たしていると言えるでしょう。
内外装の専用装備はアルミホイールやエンブレム程度ですが、標準グレードとエアログレードの両方でハイブリッド仕様が用意されているので、お好みで選ぶことができます。
価格は最廉価グレードが395万円から。発売当初に受注が殺到することが予想されるので、気になる人は早めに販売店に足を運んで、予約をお願いしたほうがよさそうですよ