発売直後から大人気のワゴンボディのハイブリッド、プリウスαですが、震災の影響が大きく思うように製造できていないことはご存じの通り。
プリウスは震災後も優先的に作られていましたが、プリウスαは、約1年待ちと言われており、5月の発売直後に注文しても来年春のエコカー減税終了までに間に合わない方が大勢出てきてしまっています。もちろん販売店が納期に関してのアナウンスをしていましたから現場に混乱はないようですが、早いほうが嬉しい方も大勢いることでしょう。
そこでこうした状況を変えようということで、プリウスαの増産が決定したと中日新聞が報道しています。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011071690100446.html
この記事によりますとプリウスαは6月には約4000台だった生産台数を順次拡大。9月には約3倍の1万3000台にまで引き上げるとのこと。
プリウスαは5万台を超える注文が入っていると言うことですから、これから成約した場合の納期は減税に間に合わないでしょうが、販売直後に注文された方にとっては間に合う可能性が増えたわけです。
おそらくダメで元々、と注文された方が多かったのでしょうが、もし間に合ったのでしたらラッキーですよね。
しかし、増産の裏にはプリウスの減産があるということですから、今度はプリウスの納期が長くなる、なんてこともあるかもしれません。
ちなみにトヨタ広報に確認したところ、個別の生産計画につきましては公表していませんという回答。
果たして本当なのでしょうか? 知っている方がいたら教えてください!
(佐藤みきお)