節電もEVがよりわかるキロワット(kw)とキロワットアワー(kwh)の違い

日産グローバル本社5階屋上の太陽光発電パネル
日産グローバル本社5階屋上の太陽光発電パネル

電気自動車や太陽光発電などの記事を読むとき、よく混同してしまう単位としてkw(キロワット)とkwh(キロワットアワー)があります。

この両者、平たく言うとkwは強さ、kwhは量を表す単位です。

kwは kw=V(電圧)×A(アンペア、電流値)÷1000 という式で求められます。

kwhはkwに時間をかけたもので、実際に電気をどれくらい使ったか、バッテリーに貯めこめるか、ということを表すことになるのです。

たとえば、出力1kwのモーターを3時間使った電気使用量は3kwhと言うことになります。
また1kwhの電池で出力2kwのモーターを使うと0.5時間、つまり30分で電池切れ、となるわけです。

これで電気自動車の記事もわかりやすく読めるようになりましたね。

 

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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