先日開催されたル・マン24時間耐久レースで、日本のレースで活躍するアンドレ・ロッテラー選手とブノア・トレルイエ選手などがステアリングを握ったアウディが総合優勝を飾ったのは記憶に新しいところ。またチェッカーを受けたアンドレ・ロッテラー選手の映像で、ヘルメットに「Pray for JAPAN」のステッカーが貼ってあったことに感激した日本のファンも少なくないことでしょう。
そのアンドレ・ロッテラー選手は、今週またしても24時間耐久レースに参戦するとのこと。
それこそが”39th ADAC Zurich 24h Race 2011″、いわゆるニュルブルクリンク24時間耐久レースであります。
マシンはレクサスLFA。チームはGAZOOレーシングという体制。
GAZOO Racingは今年の参戦を通じ、2012年から生産・デリバリーを予定しているLFA”ニュルブルクリンク パッケージ”の最終確認をします。 レーシングドライバー飯田章氏を新監督に迎え、2台でエントリーし、ドライバーは、87号車が木下隆之、脇阪寿一、アンドレ・ロッテラー、88号車は飯田章、石浦宏明、大嶋和也がステアリングを握ります。
さてニュルブルクリンクといえば、新車開発に使われていることでも知られるオールドコース(北コース)とF1などが開催されるグランプリコースの二つが有名ですが、この24時間耐久レースではオールドコースとグランプリコースをつないだ全長25.359kmの超ロングコースで争われるのは、これまた知られています。
さらに、今年はGAZOOレーシングがGPSを用いたLFAの走行位置情報など、よりわかりやすい情報をリアルタイムに配信する計画といいますから、遠く離れた日本でもリアルにレースの模様が体感できそう。
というわけで決戦の日を迎える前に、全長25kmを超えるニュルブルクリンク耐久コースを確認しておきたいところ。
こちらの動画は、日本のニュルマイスター木下隆之選手が、2010年の予選におけるレクサスLFAのオンボード映像に合わせて解説しているもの。まずは、これを見てコースレイアウトと速度域の予習をしておきましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=Bb8J_DwEobI
6月23日(木) | 14:30~16:00(日本時間 同日 21:30~23:00) | フリー走行 |
19:30~23:30(日本時間 24日 2:30~6:30) | 予選1回目 | |
6月24日(金) | 16:55~18:55(日本時間 同日 23:55~25日 1:55) | 予選2回目 |
6月25日(土) | 16:00 (日本時間 同日23:00) | 決勝レーススタート |
6月26日(日) | 16:00 (日本時間 同日23:00) | 決勝レースゴール |
(山本晋也)