郵便配達EVは、やはり「ミーブ」でキマリ!?

三菱自動車が2011年度業績見通しを発表。その資料に、興味深いイラストがありました。

 

それが2011年内に販売開始予定の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」のラッピングイメージ。

 

様々な業務使用をイメージさせるラッピング案でありますが、なんといっても気になるのは右列の真ん中。

 

そう、明らかに日本郵便向けのラッピング案。

 

日本郵便とEVといえば、今年に入ってゼロスポーツの問題があったわけですが、そのEV導入がたち消えたわけではなく、どこからか配達用EVを調達する可能性は消えていないはず。

 

ならば、最有力候補といえるのがミニキャブ・ミーブで、いろいろな動きがあるのも想像に難くないところ。

 

 

そして、業績見通しの資料による、このアピールです……。

 

日本郵便に採用されるとなれば安定した大量発注によるコストダウンも予想できるところで、いまだ正式発表されていないミニキャブ・ミーブの価格が、かなりリーズナブルになることも期待できます。

 

もろもろ順調にいってほしいものです。

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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