このゲーム機なんだかわかります?VIDEOGAME HISTORY MUSEUM【E3 レポート in ロサンゼルス】

最新ゲームが集う「E3」にこんなレトロチックなブース出展がありました。「VIDEOGAME HISTORY MUSEUM」です。往年の名機から、マーケティングなどのさまざまな問題から短命にこの世を去ってしまったマイナー機まで、当時の外箱とともに展示されています。さらに驚くべきことにそのほとんどが完動品で自由にデモができるんです。(もちろんモニターも当時のブラウン管タイプ!)

たとえばこちら、Vectrexですが、1983年のビデオゲーム市場の崩壊直前に、「専用モニター付き」としてリリースされた運の悪いマシン。日本では「高速船」というネーミングでバンダイから発売されましたが、5万円を超えるかなり高額なゲームで販売は全く振るわなかったそうです。

こちらは「ROB」、日本では「ファミリーコンピューターロボット」という商品名で発売されていました。将来性を感じさせるゲームでしたが、対応するソフトが結局2本しかリリースされず、結果フェードアウトに。その後歴史の闇に埋没していったのですが、愛くるしいデザインが再評価されて、さまざまなゲームのチョイ役キャラとして再登場しています。

NINTENDO 3DSが出る遥か以前にリリースされた「バーチャルボーイ」です。青色LEDが開発される前だったので、3Dなんですけどモノトーンなんですよね。やっぱり市場には受け入れられず、あっという間に市場から消えたマシンです。

 

他にも80年代のアーケードゲームなど、懐かしの展示が所狭しと並んでいます。詳しくは画像をご覧ください。コメントもお待ちしています!

【画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/06/08/32151

 (テングダンディ)