旅先でのゲストブックの役割とは?

芳名帳
意外と芳名帳を置いてあるところは多いです

旅先で、たまに美術館や神社仏閣などに立ち寄る機会もあるかと思いますが、芳名帳(ゲストブック)に記入したことがあるでしょうか。
芳名帳には、訪れた日付と、おおまかな住所、氏名、年齢、感想などが書き込めるようになっています。強制的なものではないので、年齢など書きたくない場合は空欄でもOKです。

 

芳名帳は、そこを訪れたという記録だけでなく、様々な意味合いを持つ場合もあります。

例えば芳名帳を見ることで「いつ・どこから・どれくらいの年代の方が訪問してくれたか」が分かりますし、面と向かって言えないような貴重な意見を知ることもできます。
全員が記入してくれるとは限らないので人数までは把握できませんが、管理人が誰もいないような小ぢんまりとした資料館などでは重宝していると思います。

また、市町村に予算を陳情する際にも「だいたいこれくらいの観光客」が訪れ、ご意見やご感想など具体的な要望が書き込まれている場合にはそれも報告することができます。

あまり知られていないけどお気に入りの観光地・景勝地などがあって、これからも存続してほしいと願うなら、是非、芳名帳に思いの丈を綴ってみてください。
管理する団体や地方自治体にとっても励みになることでしょう。

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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