直射日光に強いカーナビ【富士通テンECLIPSE2011夏モデルAVN-Z01/AVN-V01】

カーナビのモニターに直射日光が当たったりすると、ほとんど見えなかったりします。

それを頼りにバックなんかしてると、危険ですよね。もちろん、他の方法で確認しなければなりませんが。

でも、見えにくいより見やすいほうがイイに決まってます。

そんな技術が搭載されたカーナビが富士通テンから発売されました。

AVN-Z01とAVN-V01です。

VVP3(Vivid View Processor3)がその機能で、カーナビモニターに直射日光が当たったようなシーンでも、見やすく画像処理して表示してくれます。

具体的には暗いところを明るくしたり、彩度を上げたりといったデジタル処理で、画像が鮮やかに見えるよう調整してくれるんです。

実際に見てみました。

最初に、太陽光に近い光を当てて、モニター横のセンサー部分を指で隠し、VVP3が働かないように意地悪しています。

直射日光が当たった状態でセンサー部分を隠して機能をOFFにしてます。

バックカメラでかなり悪条件を想定していますが、コントラストが強い場面で、右側の黒い陰の部分はほとんど何も見えません。

そして、指を外してセンサーON!

上の写真と同じ条件で指を外してセンサーを働かせています。

どうですか? 向かって右の車止めがハッキリ見えてきたのと、陰に人がいたのが見えてきたはずです。

バックカメラでなくてもマップ画面でも見やすくなるので、普段使いにありがたい実用的な機能です。安全に関する技術の進化って、意外にまだまだあるんですね。

(小林和久)

【上戸彩と共有? 未来のカーナビのアイデアを考えてみよう! 】https://clicccar.com/2011/06/22/33961

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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