カーナビのモニターに直射日光が当たったりすると、ほとんど見えなかったりします。
それを頼りにバックなんかしてると、危険ですよね。もちろん、他の方法で確認しなければなりませんが。
でも、見えにくいより見やすいほうがイイに決まってます。
そんな技術が搭載されたカーナビが富士通テンから発売されました。
AVN-Z01とAVN-V01です。
VVP3(Vivid View Processor3)がその機能で、カーナビモニターに直射日光が当たったようなシーンでも、見やすく画像処理して表示してくれます。
具体的には暗いところを明るくしたり、彩度を上げたりといったデジタル処理で、画像が鮮やかに見えるよう調整してくれるんです。
実際に見てみました。
最初に、太陽光に近い光を当てて、モニター横のセンサー部分を指で隠し、VVP3が働かないように意地悪しています。
バックカメラでかなり悪条件を想定していますが、コントラストが強い場面で、右側の黒い陰の部分はほとんど何も見えません。
そして、指を外してセンサーON!
どうですか? 向かって右の車止めがハッキリ見えてきたのと、陰に人がいたのが見えてきたはずです。
バックカメラでなくてもマップ画面でも見やすくなるので、普段使いにありがたい実用的な機能です。安全に関する技術の進化って、意外にまだまだあるんですね。
(小林和久)
【上戸彩と共有? 未来のカーナビのアイデアを考えてみよう! 】https://clicccar.com/2011/06/22/33961