車中泊旅クリエイター女子に会ってきました

年間約8ヶ月をキャンピングカーで暮らしているわたしですが、全国を旅していても、なかなか同じような女子には巡り会ったことがありませんでした。
クルマを自宅兼職場とするには、職種が限られてしまいますし、女性一人というのもまた、周囲の反対に遭ったりして実現が難しそうです。

ところがゴールデンウィークに熊本県和水町の肥後民家村で開催された『里山美術展』に出店していた『仁屋』の仁美さんが「わたしも車中泊してるんですよ!」と教えてくれて意気投合。
イベント開催中は、お互いに単独での参加で何かと忙しかったので、仁美さんの本拠地・門司まで会いに行ってきました!

 

仁美さんの愛車はホンダ モビリオ スパイク。
体格のいいわたしとは違って、後部座席を畳めば160cm弱の仁美さんは充分に足を延ばせる。

仁美さんのおシゴトは、イラスト/似顔絵ハンコの作成など。
今回は仕事道具はコンパクトにまとめたそうですが、画材が乗るとかなり整理術が必要になるそう。
本人は不服そうですが、わたしの目にはとてもスッキリして見えますよ!

今日の記念に?愛犬マリリンの似顔絵ハンコを作ってくれるとの嬉しいお申し出。
慣れたペンさばきで、ささっとマリリンの特徴をうまく捉えたイラストが完成。
さぁ彫るぞー! という段階になって… 何やらゴソゴソ、ゴソゴソ。

「彫刻刀、忘れた…」

そんなそそっかしいところも可愛らしい仁美さんでありました★

ちなみに、いつもこうやって車内で製作しているという訳ではなく、各地のイベントに参加する際のみだそうです。
出店料に交通費、宿泊費などを合わせると経費も嵩みますから、車中泊は強い味方です。

とはいえ、うら若き乙女が一人で乗用車で車中泊… ご両親に心配されているのも頷けます。
わたしのように愛犬ならぬ愛猫も一緒に連れて行けないかと思案中だとか。

今は西日本(主に九州)メインで活動中ですが、先週は東京のイベントにも参加と、じわじわ範囲を広げています。
どこかで見かけたら応援してくださいね!

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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