富士チャンピオンレースは実に様々なカテゴリーのレースが行われます。すでに紹介しましたロードスターカップのほかにもスターレットやカローラAXIO GT、ポルシェカップ、VW GTIカップ、スーパーFJ、スーパーカートなどカートからフォーミュラーまで何でもありです。
そんな中、オートマ免許でも出場できるカテゴリーになるのがデミオとVW GTI。デミオにはCVT、ゴルフGTIにはDSGがあるのでオートマ免許でもOKなのです。
オートマティックが出場できるカテゴリーでは身体にハンディキャップのある方のエントリーも見受けられます。足が不自由でもオートマティックなら、アクセルとブレーキを手で操作するように改造すれば運転できるからです。
上の写真の赤いボタンのついたレバーでアクセルとブレーキを手だけで操作するように改造されています。
実際、走ってどうなの?と思う方がいらっしゃるでしょうが、モータースポーツバリアフリー協会からエントリーされる佐藤和洋さんは15日のレースで予選4位、決勝4位と好成績。決勝レースでは3位争いでバトルもあるほどアグレッシブにレースをしています。
このエントラントでもあるモータースポーツバリアフリー協会は、JAF加盟クラブにもなっています。デミオカップのほかに、セパンのK4GPやVitzレースなど協会のメンバーの方は積極的にモータースポーツに参加されています。
モータースポーツバリアフリー協会 http://hw001.wh.qit.ne.jp/m-s-barrierfree/
(北森涼介)