テスラモデルSは航続距離480km、500万円モデルも!

電機自動車は航続距離が短いから使えないっつーの!
なんていう批評はある意味正しいのですが、必ずしも正解ではありません。航続距離が長い市販電気自動車もしっかり存在するのです。

たとえば、トヨタが資本出資して業務提携をしているテスラモーターズ。

テスラモーターズの市販第1号モデルの「ロードスター」の公式航続距離は、約390kmです。

 

そんなテスラの市販第2弾モデルの日本販売予約が開始されました。予約が始まった「モデルS」はBMW・5シリーズやアウディ・A6をターゲットとする4ドアサルーンで、0-96km/hが5.6秒、最高速度192km/hと日本では完全に持て余すレベルの俊足を誇ります。

デザインだってカッコいいじゃないですか。

バッテリーは3タイプが選べ、最大容量のタイプをチョイスすれば航続距離はなんと480キロ。これってガソリン車の満タンくらいの実力だから、なかなかやるもんですね。

ちなみにテスラのEVの最大の特徴はバッテリーで、特別なものではなくノートパソコン用のバッテリーをたくさん接続して使っています。正直言って劣化が心配だったりもしますが、その時はその時ですね。
また、本社の所在地を自動車メーカーが好むデトロイトではなくIT企業が多いシリコンバレーにおいているのも象徴的です。

日本では2013年初頭からデリバリーされるようですが、気になる値段は……本国アメリカで450万円程度から(航続距離250kmくらいのモデル)なので日本では550万円くらいでしょうか?

サイズなどは以下のとおり

全長 4973 mm
全高 1426 mm
全幅(サイドミラーを含む)  2189 mm
最低地上高 113 mm
乗車定員 7名(3列目は子供用後ろ向き)

 

気になる人は、申し込み時には通常モデルで50万円、250台限定の最上級仕様「モデルSシグネチャー」では350万円のとなる予約金を持って青山のテスラディーラーへGO!です。

(工藤貴宏)

 

 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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