ミニバンをターボでパワーアップして燃費も良くなる?

 

ファミリーカーの定番といえば、オヤジ世代は3ボックスセダンだったけど、今やその座は完全にミニバン。最近では若いコの間でもローダウンやエアロパーツの装着などドレスアップのベース車両としてもすっかり定着していますが、ドレスアップだけでは解決できない「走り」の部分に不満を持ってる人は意外に多いのでは? クリーナーやマフラー交換、そしてイマドキのクルマだとスロットルコントローラーなど、いくつか改善策はあるものの、決定的なパワー不足の解消につながるかと言えば、それは評価が分かれるトコロ。

そこでオススメしたいのがターボやスーパーチャージャーなどによる過給機チューニングです。福岡県北九州市のHKS九州サービスは、過給機付き設定の無いクルマへの後付けターボ&スーパーチャージャーチューニングを得意としている。チューニングと聞くと、愛車をガチャガチャイジられたり、扱いに気難しさが出て来るのでは?という先入観を持っている人もいるかも知れないけど、心配無用。HKS九州が行なっているのはエンジン本体には手を加えず、吸排気部分だけをメインに絞ったボルトオンチューニング。装着後の扱いも基本的にノーマル時と同じでOKなのです。

ここで紹介するアルファード3リッター車は、「車重の重さから来る、高速走行時のかったるさを解消したい」という要望から、HKSのGTスーパーを後付け。その結果、シャシーダイナモ計測で58馬力ものパワーアップを実現!しかもパワー不足から来るアクセルのベタ踏み加減が緩和され、燃費はノーマル同等、あるいは若干向上というウレシイ副産物もあったとか。

この他、同社ではアルファードの2.4リッター車の他、オデッセィ、ストリーム、200系ハイエースなど、数々の後付け過給機チューニングの実績を持つ。ゴールデンウィークのお出掛けでパワー不足によるストレスでヘトヘトになったおトーサン。後付け過給機チューニングを行なえば、次のお盆休みは運転がグ〜ンと楽になりますヨ!金額、納期等、詳しくはお店までお問い合わせを。

 

 

アルファード3リッター車へのHKS-GTスーパーチャージャー取り付け例

 

 

エンジン本体はノーマル。過給圧は0.4kgと控えめだが、実測58馬力アップを達成

 

 

こちらは2.4リッター車へのターボ追加例。過給圧0.35kgで50馬力アップ!同型エンジンのエスティマにも取り付け可能だ

 

HKS九州サービス

福岡県北九州市小倉南区蜷田若園3-12-15

TEL:093-931-6910

http://www.hks-kyusyu.co.jp

(高橋陽介)

 

この記事の著者

高橋 陽介 近影

高橋 陽介

大分生まれ、博多育ち。幼少期にスーパーカーブームの直撃を受け、地方自動車誌を経てフリーライターに。初めての愛車は平成元年に購入したMR2。以後、スバルSVXやBMW-Z3・Mロードスターなど世間的にはマイナー扱いされている面々を乗り継ぎ、2022年、アガリの1台として私財を投げ打って996前期を購入。
車以外には「刑事コロンボ」や「マイアミバイス」、「007シリーズ」など海外ドラマや映画も大好物。
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